先に結論
配信ネタは、配信の直前にひねり出すものではなく、ふだんからためておくものです。 ネタの元は「リスナーのコメント」「盛り上がった場面」「自分の毎日」「季節と予定」「いま伸びているもの」の5か所。見つけたら1か所にまとめたネタ帳に1行ずつ入れ、週に1回だけ見直して、次の週に使うネタを選びます。
ネタが思いつかない理由
ネタが思いつかないのは、センスがないからとは限りません。理由のひとつは、配信の直前にゼロから考えようとしていることです。
夕飯の献立を、空っぽの冷蔵庫の前で考えるのと似ています。ふだんの買い物で少しずつ食材を入れておけば、作る直前に困りにくくなります。 ネタも同じで、思いついたときに1行ずつためておけば、配信の前には「どれにしようか」と選ぶところから始められます。
ネタが見つかる5つの場所
ネタを探す場所は、だいたい決まっています。上から順に、手間が少なく、リスナーの反応も読みやすい場所です。
- コメント質問・リクエスト
- 盛り上がった場面前回の続き・リベンジ
- 自分の毎日小さな出来事・失敗談
- 季節と予定行事・記念日・発売日
- 伸びているもの企画の「型」を借りる
1. リスナーのコメント
いちばん確実なネタの元です。「〇〇はやったことある?」という質問、「次は△△をやってほしい」というリクエスト、みんなが「わかる!」と反応した話題。どれも、見ている人が聞きたいことそのものです。配信が終わったら、チャットを上から流し読みして、質問とリクエストだけを拾います。
2. 自分の配信で盛り上がった場面
前の配信で盛り上がった話題は、次の配信の入り口になります。「この前の話の続き」「前回のリベンジ」は、前回来てくれた人がまた来る理由にもなります。 盛り上がった場面の見つけ方は配信の振り返りのやり方で説明しています。
3. 自分の毎日
雑談のネタは、特別な出来事でなくて大丈夫です。今週食べたもの、買って失敗したもの、最近ハマっているもの。「話すほどでもない」と思う小さなことほど、リスナーも自分の話を返しやすく、コメントが続きます。気づいたときに、スマホのメモに1行だけ書いておきます。
4. 季節と予定
ハロウィンや年末、自分の活動の記念日、好きなゲームの新作が出る日。日付が決まっているネタは前もって分かるので、準備ができます。月のはじめにカレンダーを見て、その月の行事を書き出しておくと、ネタに困る週が減ります。
5. いま伸びているもの
ほかの配信者の間で流行っている企画や、よく検索されている話題です。借りるのは企画の「型」だけにして、中身は自分の言葉と自分の好きなもので作ります。
YouTubeで配信している人は、YouTube Studioの「アナリティクス」にある「トレンド」タブで、視聴者によく検索されているキーワードなどを確認できます。国や言語、チャンネルによっては表示されない項目もあります。
ネタ帳の付け方
ネタ帳は、スマホのメモでも、表計算ソフトでも、紙のノートでも構いません。大事なのは、置き場所を1つに決めることです。 メモアプリ、SNSの下書き、紙の切れ端にばらばらに書くと、使いたいときに見つかりません。
1つのネタは1行で書き、どこから来たネタかを一言添えます。「誰のリクエストか」「いつの配信の続きか」が分かると、 配信でそのネタを出すときに「前回いただいたリクエストです」と紹介できます。
ネタ帳(週に1回見直す)
コメント: ホラーゲームの続きをやってほしい(前回の配信のリクエスト)
盛り上がり: コンビニの新作おやつの話が盛り上がった → 食べ比べ雑談にできそう
毎日: 部屋の模様替えで棚を逆に組み立てた話
季節: 10月末:ハロウィンの仮装の思い出を聞く
流行り: リスナーがお題に答える参加型(型だけ借りて、お題は自分で考える)
まだ企画の形になっていなくても、書いて大丈夫です。形にするのは、次に説明する週1回の見直しのときです。
週に1回、10分のネタ会議
ネタ帳は、書くだけでは使われません。週に1回、曜日を決めて、次の4つだけをやります。
1. 今週の分を足す
今週の配信のコメント、盛り上がった場面、日常のメモを見返して、ネタ帳に足します。
2. 使ったネタに印を付ける
やったネタは消さずに「使用済み」にしておきます。反応がよかったものは、続編の候補になります。
3. 次の週に使うネタを選ぶ
次の週の配信の予定に合わせて、使うネタを選びます。雑談の日、ゲームの日のように、配信ごとに1つずつ決めておくと当日に迷いません。
4. 古くなったネタを捨てる
時期が過ぎた季節のネタや、もう気持ちが乗らないネタは消します。ネタ帳が長くなりすぎると、見直すのがおっくうになるからです。
おすすめは、週のはじめに配信の予定を決めるときに、一緒にやることです。予定とネタが同時に決まると、告知の文も書きやすくなります。 ひとりで活動するときの1週間の回し方は、個人VTuberにマネージャーはいる?でも説明しています。
よくある質問
- 配信ネタが何も思いつかないときは、どうすればいいですか?
- まず、前回の配信のコメントを見返してください。質問やリクエストが1つでもあれば、それが次のネタになります。コメントが少ない時期なら、今週あった出来事を1つ選んで雑談にするか、前回盛り上がった話の続きをするのが手軽です。
- 雑談配信のネタは、どう探せばいいですか?
- 特別な話より、リスナーが自分の話を返しやすい小さな話題のほうがコメントが続きます。「最近買ってよかったもの」「子どものころの給食の思い出」のように、聞いている人にも答えがある話題を選ぶと、やりとりが生まれます。
- ほかの配信者の企画をまねしてもいいですか?
- 耐久配信やリスナー参加型のような企画の「型」は、多くの配信者が使っています。型を借りるのはよくあることですが、タイトル、サムネイル、話の中身をそのまま写すのは避けてください。自分の好きなものや、自分のリスナーとのやりとりを入れると、自分の企画になります。
- 同じネタを何度もやってもいいですか?
- 反応がよかったネタは、続編やリベンジとしてもう一度やって構いません。前回来てくれた人には「続き」を見る楽しみになります。ネタ帳に「使用済み」の印を残しておくと、いつ何をやったかが分かり、間を空けやすくなります。
- Youマネージャーでネタ出しを手伝ってもらえますか?
- コメントなどの反応が十分に集まった配信では、配信のあとのレポートに次の配信へのアドバイスが入ります。レポートは無料プランから使えます。コメントや盛り上がった場面から次のネタを自動でためる配信ネタ帳、いま伸びている企画の傾向をまとめるトレンドレーダー、配信データを見たうえで答える相談は、有料プランの機能です。プランごとの違いは料金ページにまとめています。
ネタを自動でためたいとき
Youマネージャーは、VTuber・配信者のためのオールインワンのAIマネージャーです。 配信を自動で見つけてコメントを記録し、反応が十分に集まった配信では、配信のあとのレポートで次の配信へのアドバイスを届けます。 ネタ探しには、次の機能があります。
配信ネタ帳
コメントなどの反応が十分に集まった配信では、配信のあとに、チャットのリクエストや質問、盛り上がった場面、AIが配信の内容から考えた次回の案を自動でためます。思いついたネタは手で書き足せます。お気に入りの星を付けたネタはずっと残り、それ以外は1週間で自動的に消えるので、ネタ帳が長くなりすぎません。
トレンドレーダー
ネタ帳の画面の上にあります。VTuberの最近の動画のうち、チャンネルの規模のわりによく見られているものをAIが毎日まとめ、伸びているキーワード、企画の型、ネタの種を出します。気になったものは、ボタン1つでネタ帳に入ります。
マネージャーに相談
あなたの配信のデータを見たうえで、次に何をするかを一緒に考えます。「次はこれをやってみたい」と話すと、そのネタをネタ帳に追加します。
配信前のブリーフィング
配信予定を登録して、Discordへの通知を設定しておくと、開始の約30分前に届く通知に、ネタの案や作戦を添えます。
この4つは有料プランの機能です。プランごとに使える範囲が違うので、詳しくは料金ページをご覧ください。
Youマネージャーを見る何ができるのかを先に知りたい方はYouマネージャーとは?をどうぞ。



